◆昔 話◆
雪の積もった高原で白い羊はおおかみに襲われ、
血も肉も、骨までも残らず食べられてしまいました。
ほかの羊は、これはおおかみの罪だといいました。
そこでおおかみは、羊に飛びかかって吠えました。
白い羊たちは、おおかみの声に驚いて、動けなくなってしまいました。
すると、おおかみの罪は消えてしまったのです。
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