前編
1さんと八頭身はお互いの望みがいつまでも平行線であるその関係に最終決着をつけるため、ちょいと人里離れた草原にて向かい合っていた...
≫1「僕が勝ったらこれからは半径50Km以内には近づくなYo!」
八「ウフフ…そのかわり、漏れが勝ったらケコーンしてもらうからね!ハァハァ」
※(二人共♂です)
二人は背中と腰に帯びている剣(ブレイド)を取り、構えた…
…辺りが急に殺気に包まれ、身の危険を感じた鳥達は鳴くのを止めどこか遠くへ逃げていった。
…ジリジリ...
…ジリジリ...
二人とも相手の出方に即座に対応できるように慎重に間合いを詰めていった。少しづつ、少しづつ...
…ジリジリ...
距離が数メートルにまで近づいた時、二人はピタッと止まりその状態から全くも動かなくなった。そしてそのまま 5分...10分…そのままの状態で15分が過ぎた。
両方とも下手に動けば返り討ちにあう事を悟っていた、故に動かないのではなく動けないのである。
丁度20分が過ぎようとする頃、二人の間に一枚の枯れ葉が舞落ちた。
・・・ポトッ、その瞬間ドンッ!という足音とともに八頭身は≫1に切り込んだ。
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\ぅぉおおお!届け/
<この思い!ハァハァ…>
/ ケコーン!\
 ̄∨_∨∨∨∨∨| / ̄
\ \ /|ド|/ド
\ `/::| ドド
キモイYoー!/:://ハァハァ!ハァ
((( )))://\∧_∧ハァ
( #´)//\('Д`*)/
/ ⌒)*(`⌒ )/
(_| | ヽ (//
?| |?、) )/
、( ( \、(⌒/| |/
〃ヽ ヽ、 )/ || |/
〃 〉 )| /(⌒、)| |/
〃/ /(_っ ̄~(⌒)、
(_つ〃〃〃〃  ̄〃
〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃
凄まじい速さで間合いを詰め、八頭身は渾身の力を込め剣を振り降ろした。
ブォン!…ギャィン!!
二人の剣からは火花が散り、辺り一帯に鋭く重い金属音が響く。
≫1。ο(うわぁ!な、なんて重いんだ!)
八頭身の人間(?)離れした剣圧に≫1は少し後方にのけぞった。
だが、≫1が受けに回ったと見るやいなや八頭身は即座に二撃、三撃目を繰り出す
ギンッ!、ガインッ!
二撃目、三撃目も体勢を崩しながらもなんとか受け止めたが既に手は痺れ、剣を握っているだけで精一杯な状態になってしまった。
八頭身。ο(ウフフ、≫1さんはもうフラフラだYo!次の一撃で漏れの勝ちは決定だ!ケコーン!!)
そう思い、八頭身は≫1の剣を振り落とすため四撃目を真一文字に繰り出す
…しかし!
┌────────┐
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| |└┘」イ ッ ・|
└――――ν───┘
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('Д`;) /`ミ
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≡( <、 | ブ
-=\_>=ミ)ヽ???ォ
〃―=≡ゝ\\〃〃、ン
〃/ ―=\`\)〃〃ッ
、/ /-=≡\`\+〃!
(_つ(((―=\`\`〃
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/ ヽ_ミ^)〃〃〃
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\\ `/:|〃サッ!、
〃 > `/::(〃〃〃〃〃
/ /:://ヽ〃〃〃〃
(__/:://ヽ_つ〃〃〃
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≫1は剣を半回転させ八頭身の斬撃は空を切った
ブゥンッ!!
≫1の頭上スレスレを八頭身の剣が唸りをあげながら凄まじい速さで通り過ぎる
∧∧∧∧∧∧
八∠ な、何ぃ! >
∨∨∨∨∨∨
八頭身の斬撃を紙一重でかわした≫1は剣をまた半回転させ、その後すぐに相手の懐にもぐり込んだ。そして身体全体で突き上げるようにして相手に切りつける!
≫1が反撃してこない物だとタカをくくって油断していた八頭身は≫1の攻撃に対しての反応が遅れたために、≫1の剣を避けれなかった。
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ドシュッ!//:|
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ぎゃあ!∧_///::/
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チェストォ!/ ゝ\ヽ|ヽつ
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